英検準1級合格から3か月ちょいで英検1級に受かった話

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みなさんこんにちは。オー雅です。今回は私が英検準一級合格(2022年第1回)から3か月ちょい英検1級(2022年第2回)に合格した話を語りたいと思います。点数も赤裸々に語っていきます(笑)。留学経験は無く、純ジャパニーズです。是非参考にしていただけると幸いです。

当時の成績

英検準1級の成績

英検1級合格時の成績

どれもギリギリです…1級の2次試験に至っては1点しか余裕がない(汗)。素点的には最低点だったと思います。でも合格は合格!ここからは自分の戦略についてです。

1級合格への私の戦略

 みなさん、英検のスコアはどのように算出されているかご存知でしょうか。合格には素点で70%程度が求められます。そしてReading,Listening,Writingの点数配分は同じです(準1級は750点×3,1級は850点×3)。しかし、素点がそのまま点数になるわけではなく、CSEスコアというものに換算されて合格の判定に用いられます。これらの点数の入り方が少し複雑なんです。簡易的な図で見るとこんな感じです。

 この図から2つ言いたいことがあります。

1つ目得点率が70%を超え始めると点数の増加量が半端ないこと。例えば2022年の第2回のCSEスコアのReadingを例に取りましょう。得点率50%相当の素点21に対するCSEスコアは644点です。ここから得点率を20%上げて70%に上げるとCSEスコアが36点伸びます。さらにここから20%上げると36点ではなく57点も伸びます!

2つ目70%を切ったとしても減点がそこまで痛くはないこと。例えば、私の1級のListeningを例にとりましょう。得点率が44%で満点が850点だから単純計算で396点かと思いきや617点もあります!

これら2つをもっと簡単に言えば、偏りがある方が強い。つまり、Reading,Listening,Writingをまんべんなく70%取るよりも、55%,55%,100%でとる方がいいということです。ちなみに、2022年第2回の1級の点数配分を見た時、前者は1996点、後者は2159点。合格点は2028点なので前者は落ちて後者は余裕で受かります。じゃあどう傾けようかと悩んでライティングに賭けました。私に関して、リスニングは問題を解いていても取れる時と取れないときが激しいです。7割取れるときもあれば4割ちょいしか取れないときもありました。当日はその悪い方を引きました…。さらに言えば、英検1級の受検者は帰国子女や複数回すでに合格している人もいます。このような方々に耳ではなかなか勝てません。リーディングは準1級のものに追加で3000単語位覚えれば7割くらいは安定して取れていました。肝心のライティングは模範解答を暗記することで9割を超えることが出来ました。それではその詳細を紹介させていただきます。

勉強法

Reading

使った教材は以下の2冊です。

 最初の45日間は左の「究極の英単語Vol.4」に時間を費やしました。分からない単語があれば5回書く。ただそれだけ。そして次の15日間で2周目。3,4周目は10日間とかだったはず。2周目以降は眺めるだけ。右の「英検1級語彙・イディオム問題500」は2周解きました。この緑色の教材は本番と同じ形式の4択になっており、後ろに誤択の単語の意味が載っているのでコピーして使いました。

Listening

 当日の得点率が44%だったのでListeningを語る資格は無いかもしれませんが…。

こちらを2周。以上!

Writing

 90%を超えてくれたWritingに使った教材は1冊だけです!

 こちらの教材は本番と同様のWriting問題が10+3種類載っています。最初の10種類は練習問題。後半3種類は模擬テスト。時間が無かったので模擬テストは目を通していません!それぞれのお題に対して賛成と反対の模範解答が載っているので26個の解答が載っています。その内最初の10種類の計20個の模範解答を書き写し。さらに時間がないことに気づき、片方に絞って10個を2回ずつ書き写し。合計で40枚書き写しました。そしてこの模範解答には音声がついているのでそれをおそらく30周くらい聞いてほぼほぼ丸暗記。本番ではこの暗記した中から書きました。満点が32点で3点減点されている理由はある程度予測がついており、最後の結論で反対と書くべきところを賛成と書いたことでしょう。

1次試験の仕上げ

 こちらの教材を1周。以上!

 ここで疑問に思った方もいるでしょう。過去問は?と。Listeningの1回分はやってみましたが、他はやっていません。

Speaking

 Writingと同じ教材を使いました。毎朝毎晩同じお題を3回音読。あとは片道1時間の電車内で音声をずっと聞き続ける。100周はしたと思います。あとは13年前お世話になっていた英語の先生に3回面接練習していただきました。しかし、本番は面接官を目の前にして全然覚えていたことが抜けてしまいました…。

まとめ

 最近は大学入試でもよく用いられている英検。2025年からは慶応大学文学部の入試でも使えるようになるんだとかいう話も聞きました。このブログがこれから英検1級を目指そうとしている方へのお力になれれば幸いです。コメントや質問もお待ちしております。ではこれにて。Bye for now!

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