どうも、オー雅です。今回は作図基本編に引き続き、作図演習編です。まだ作図基本編を見ていない方はそちらを先に見ていただくことをお勧めいたします。では早速始めていきます。以下の問題の解説を順に行っていきます。解説を見る前にまずは自分の手で解いてみましょう。
問題
問題1
次の3点\(A,B,C\)を通る円を作図しなさい。
問題2
直線 \(n\)上に存在し、2直線 \(l,m\) からの距離が等しい点 \(A\) を作図しなさい。
問題3
次の線分\(AB\)を1辺とする正方形\(ABCD\)を作図しなさい。
解説
問題1の解説
早速分からないと思った方は是非前回の作図基本編のうち、作図をする前に…。を読みましょう。まずはフリーハンドでも答えを書きましょう!
オー雅の自作です(笑)。円とその中心を書いてみました。手書きで書いたこの図からヒントを得ましょう。半径は等しいですよね。
ひたすら図に着目。点 \(A,B,C\) からの距離が等しいところに円の中心が存在していますね。点からの距離が等しいということは垂直二等分線を使いましょう。
あとは円を書くだけ!
これが答え!
ここで注意です。作図の線は必ず残してください!減点対象になる可能性が高いです!
問題2の解説
距離が等しい!角の2等分線だ!でも角が無いじゃんと思ったそこのあなた!線を延長すればいいんですよ。この手は前回の作図基本編でも紹介しました!
ここでできた角度を2等分しましょう。
そして問題文の言う通り直線 \(n\) 上に答えがあるので、以下が答えです。
ここで、再び注意です!
点 \(A\) を書き忘れないこと。書かないと減点対象です。
問題3の解説
ここでも分からなければフリーハンドで書いてみましょう。
垂直と等しい長さがこの問題のカギになってきそうですね。
まずは垂直を描きましょう。図の黒丸で囲った部分に注目します。
ここで作図基本編の垂線を描くパターン2の作戦を使いましょう。
もう片方も同様に、
そして、正方形のすべての辺の長さは \(AB\) の長さと等しいから、
後は上の2点を結べば正方形の出来上がり。
今回はこれでおしまいです。お疲れさまでした。次回の予定は作図演習編です。また要望があった式の値編も作る予定です。質問や感想、この問題解いてほしい要望等あればコメント欄に書いていただけると嬉しいです。できる限り対応します。
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